仙台シンポジウム報告その1




「第2回ニッセイ緑の財団復興支援シンポジウム“広がれ、つながれ学校の森” が、1月18日(土)~19日(日)の二日間、宮城県の仙台で開かれました。

 この会は、宮城県の小中学校11校と東京の豊ヶ丘小学校・西粟倉小学校が集まり、森での学習を発表しあいました。今日は、西粟倉小学校の代表として5年生の4名が仙台を訪問して、学んだことを次の三つにまとめて報告します。

○津波の被災地を訪問したこと
○全国の友だちと交流したこと
○ふるさと元気学習を発表したこと



その1


 北上小、当時の橋浦小は津波におそわれた時、裏山に子ども達が逃げて助かったと聞きました。その裏山で北上小学校の子どもと支援ボランティアの方々と交流しました。

「裏山の森が、津波から守ってくれたり、みんなが遊べるプレイパークになったりして、すごいと思いました。しかも、自分たちだけで、避難していると聞いて、びっくりしました。見習わなければならないと思いました。」

 私たちは、北上小の3、5年生といっしょに遊んで仲良しになりました。



その2


 私たちは、シンポジウムの参加校で、また西粟倉小の6年生が手紙のやりとりをしている石巻市にある北上小学校を訪問させてもらいました。
北上小の校長先生が、3年前の石巻の津波について、様子を教えて下さいました。当時の橋浦小学校がめちゃめちゃこわされたり、家が流されたりして、津波のおそろしさを感じました。大津波は、北上川を50キロメートルもさかのぼったと聞き、びっくりしました。

「たくさんの人が津波に巻き込まれたと思うと、とても悲しくなります。あの日、日本は、たくさんの大切なものを失いました。」 


その3


   私たちは、豊ケ丘小と北上小に
「リレー絵本をいっしょに作りませんか」と提案しました。

リレー絵本づくりを通して、交流が深まって「元気・笑顔・仲良し」がどんどん広がり、お互いに高め合うことができればいいなと思っています。



その4

 津波でこわされた、相川小、吉浜小、橋浦小が集まって去年の4月に今の北上小ができました。そして大人も子どもも、たくさんの悲しみや苦しみを乗り越えて、がんばっていることを知りました。

 「みんなすごく心にきずをおっていると思いますが、元気に協力して過ごしているのが、とてもすばらしいです。そんな北上小の人を見習いたいと思いました。」

 またこれまでに、日本中の人たちが、北上小を支援していることも知りました。人と人が助け合うことが大切だと改めて感じました。北上小の校長先生が言われた
 「震災や津波で苦しんでいる人がいること、生きるために自然を学ぶことのが大切なこと」
という言葉が強く心にやきついています。



その5

 校長先生に案内してもらって、津波におそわれた小学校に行きました。北上小学校から見て、北上川の川向こうにある大川小学校は、おおぜいの子どもと先生方が、津波に巻き込まれました。「津波が見えない中での逃げる判断でした」という言葉に、すごくこわいと思いました。また、吉浜小学校にも行きました。学校は何もかもなくなっていました。

「吉浜小学校の跡地の碑に「7つと1つの大切な命は、もうもどらなく・・・・・」といった言葉がありました。その言葉がすごく心にひびきました。大きな変化の中でたくさんの方がなくなり、たくさんの人が悲しみ苦しんでいたと思います。自然は豊かで、私たちが生きていくために必要です。ですが、自然はだれもコントロールできない生き物のような害をもたらす事もわかりました。」

 わたしたちは、花をおそなえして手をあわせました。







2014-02-15 00:00:00