第二部 「吉井川の仲間との出会いと別れ」
 
 いよいよお別れの時がきました。
「さようならー。」
あいちゃんとタッチャンは川を下って行きました。しばらく行くと巨大なドンコがあらわれました。
「おまえたち、うまそうだなぁ、食べちゃうぞ。」
「ちょっとまって!おなかがすいているの?」
「最近は川がよごれて、えさがみつからないんじゃ・・・。」
 
「昔の吉井川は、もっときれいで食べるものがいっぱいあったんだけど、今は、おいしいものがなくなってしまったんだよ。」
と、大ナマズが言いました。
 ブラックバスお父さんが、
「だれか助けてくれる人はいませんか。」
「じゃあ、あいさつタッチをして、吉井川のみんなが元気になれるようにしましょう。」
 
タッチ キラリ~ン
 
 空からタンチョウヅルお姉さんがまいおりてきました。タンチョウヅルお姉さんは、あまりに川がきれいになったので、涙をキラリと落としました。すると、吉井川に、にじがかかりました。
「水がかがやいている!」
「みんなの笑顔もかがやいているよ!」
 
「吉井川の仲間たちみんな ありがとう!」
「お礼に、ぼくたちが送って行くよ。」
こうして、あいちゃんとタッチャンの旅がまた始まりました。



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2012-12-05 00:00:00