第三部 「西粟倉小学校にやって来た」
 
 あいちゃんとタッチャンは、木の舟に乗って、どんどん川を下って行きました。すると西粟倉小学校が見えてきました。運動場に行くと、子どもがポツン、ポツンと遊んでいました。
「どうしたの?」
あいちゃんがたずねました。
「ううん・・・」
子どもは下をむいています。タッチャンが先生にたずねました。
「この学校の子どもは、元気がありません。」
先生は、しょんぼりこたえました。
「やっぱり川の水がよごれてきたせいかな。」
「いいことがある!」
「あいさつタッチをすれば、元気・笑顔・仲良しになれるよ!」
 あいちゃんとタッチャンは学校の中に入りました。そして、元気のない子どもたちと、つぎつぎにあいさつタッチをしました。すると子どもたちは、パッと笑顔になって元気になりました。お礼に給食の先生がおにぎりをたくさんつくってくれました。
「ありがとう。」
それを持って、あいちゃんとタッチャンは、また舟に乗りました。西粟倉小学校のみんなで見送りました。
「これからもあいさつタッチを続けるよ。」
「日本中のみんなを、あいさつタッチで元気・笑顔・仲良しにしてね。」
 
 あいちゃんとタッチャンのぼうけんの旅が、また始まりました。
 

次へ

 
2012-12-03 00:00:00