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第一章 大ぼうけんの始まり 作 西粟倉小学校四年生
第一部 「若杉天然林で生まれたあいちゃんとタッチャン」
ここは西粟倉村の北にある深い深い森、若杉天然林です。
ある晴れた日のこと、若杉天然林の木と木がタッチをしました。するとハートの形のあいちゃんと手の形のタッチャンが、にじ色の光につつまれてうまれてきました。
その時、となりの木がびっくりして、小鳥がすから落ちてしまいました。あいちゃんとタッチャンは、小鳥にあいさつタッチをしました。すると小鳥は元気になって飛んで行きました。
それを見ていた森のようせいたちが集まってきました。
「あいちゃんとタッチャンはすごいパワーを持っているんだね。」
「私たち森のようせいの仲間になってくれない?」
あいちゃんとタッチャンは、とてもよろこんでオッケーをしました。
「私の名前はフラワー。わたしが歩くと花がいっぱいさくんだよ。」
「ぼくはモリー。森を葉っぱでいっぱいにするよ。」
「ぼくはポッタン。水を作ることができるんだ。」
「ぼくたちは山三兄弟。山の木を守っている。音楽もとくいだよ。」
あいちゃんとタッチャンと森のようせいたちは、若杉天然林で楽しくくらしていました。